目頭がアツいよグレイテスト・ショーマン
こんばんわ。ashです。
先日グレイテスト・ショーマンを観に行ってきました。
サーカスを舞台にしたミュージカル映画かと予備知識なく観ていたらヒュー・ジャックマンが演じる主人公、P・T・バーナム、バーナムはて？
昨年、閉幕してしまったアメリカのサーカス、リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカスのバーナム！だと気づきました。
なんとまあ！一度は観たいと思っていたリングリングの前身のバーナムサーカスを作ったバーナム氏の活躍を描いた映画だったんですね。
ノガラスタジオではサーカスのパンフレットが置いてあり、リングリングが80年代に来日公演をしたときの物がありわかりやすい家系図のようなものも記載されていました。
日本は明治時代、1870年代からこういったサーカスがあったと思うとロマンチックな気分がNONSTOPです。
映画の冒頭のシーンでヒュー・ジャックマンが歌うThe Greatest Showのシーンから心をわしづかみにされます。あの円形のクラシカルなサーカスのリングに色とりどり、個性をあふれるコスチュームで舞台に立つダンサーに胸が熱くなります。
最初は変わったものを置いたバーナム博物館からスタートし、"ユニーク"な見た目の人やパフォーマーを集めたショーになったバーナムサーカス。山あり谷ありな内容になっていますが、夢を見る事や人との絆の素晴らしさを感じさせるあたたかいストーリーで明るい気持ちで観れて楽しかったです。
ミュージカル映画なので歌やダンスは素晴らしく、酒場でザック・エフロン演じる演出家のフィリップ・カーライルをスカウトするシーンはお酒を次々とショットでキメながらも歌い踊る大人の男2人のシーンは痺れました。
クライマックスのサーカスのシーンはリングが3つありそこに馬や象などの動物が2足歩行をしたり、空中芸から地上でのサーカスアクトが一気に観れる華やかで贅沢な世界が広がります。こんな楽しいサーカスを観れるとは、私は泣きました。感動します。
NYで活躍されているコントーショニストさんも出演されていてちょくちょく倒立バーの上て倒立をしている姿が映るので見逃さず画面をくまなく観て下さい！見つかるととっても嬉しくなりますよ。
現代では動物愛護の観点から動物を使ったサーカスは少なくなっています。リングリングは2015年から象を使う演目を辞めた事により客足が遠のき解散と言う流れになったとウィキに書いてありました。
動物を使った芸が良いか悪いか私は語れませんが、サーカスの舞台の上では人も動物も足並みを揃えてお客さんを喜ばせる為にパフォーマンスをしていてサーカスの絆のようなものを感じます。
この映画を観てどの時代になっても”何か”の圧力がありサーカスは生き難いものなのかなと考えて複雑な気分にもなりましたが、素晴らしい歌とダンス、サーカスのシーンはとっても良いのでぜひ映画館で観てみてください！
