百円の恋を観た
ずっと観たいなぁと思っていたらAmazon primeで配信されていたので観ました。
百円の恋、ストーリーは⬇️
32歳の一子（安藤サクラ）は実家にひきこもり、自堕落な日々を送っていた。
ある日離婚し、子連れで実家に帰ってきた妹の二三子と同居をはじめるが折り合いが悪くなり、しょうがなく家を出て一人暮らしを始める。夜な夜な買い食いしていた百円ショップで深夜労働にありつくが、そこは底辺の人間たちの巣窟だった。
心に問題を抱えた店員たちとの生活を送る一子は、帰り道にあるボクシングジムで、一人でストイックに練習するボクサー・狩野（新井浩文）を覗き見することが唯一の楽しみとなっていた。
ある夜、そのボクサー・狩野が百円ショップに客としてやってくる。狩野がバナナを忘れていったことをきっかけに２人は距離を縮めていく。なんとなく一緒に住み始め、体を重ねるうちに、一子の中で何かが変わり始める―――。
と主人公一子が家を出て働きボクシングを始めて人間らしく逞しくなっていく物語。
引きこもりでちょっぴりふくよかバディだった一子がボクシングを始めてからどんどん身体を動かせるようになり引き締まった肉体になっていくのは観ていてとてもスッキリー！としてしまいました。
人間、身体を動かさないとどうやって身体を動かして良いのかわからなくなる物だと思っています。私もそうですが。
人の指示を聞く/見る→頭で理解する→身体に伝える→動かす
と言うルーティーンはそう簡単ではなく実践していないと出来なくなります。
踊りでは子どもはお手本を見たら身体がそのまま動くけど大人はそうではない。どうやって動かす？など様々なことを考えないと身体は動かないのです。
一子がボクシングジムで物凄くギクシャクしながら身体を動かしていたシーンはとてもリアルで面白かったです。良くわかるとウンウン頷きながら観ていました。
ボクシングの試合のシーンは闘い、試合の緊張感が良く伝わりました。
私は試合ではなくパフォーマンス。本番を練習通り頑張る人で良いのですが、試合となると練習を積み重ねても相手がいるので実力をどうやって出していくか、痛みに耐えながらも動いていくか、格闘技をやる精神力は計り知れないものだなと思ってます。
試合で殴られ殴っていく、興奮状態でリンクに立っていた安藤サクラさんの迫力は物凄かったです。
とても良い映画でした。
私は中学生の時は柔道、学生の時に少林寺拳法をやってましたがまた格闘技系の事に挑戦したいなぁと思ってしまいますが怪我が出来ないのでエクササイズ程度の事は習い事としてやってみたいな。
