平成最後の夏だからホラー漫画で締めくくる

今週のお題「#平成最後の夏」

ashは昭和生まれなので平成は子ども時代の思い出から存在しています。
平成初期はだいたい小学生くらい。ちょうど学校の怪談と言うホラー映画が流行りホラー漫画や本、テレビと怖いものを読んで観て母に『そんな気持ち悪いもん観るな～』と怒られ、父にこっそり映画館に連れていってもらい帰りに本を買ってもらっていました。そして夜トイレに怖くて行けなくなり姉を起こして一緒に行った思い出。
いつも宿題に追われて怒られまくっていた夏休みでしかが何だかんだで幸せな子ども時代だったなとしみじみしてしまいましたね。塾や習い事もしていなかったしゲームを持っていなかったので私にとって怖いものが最高の娯楽、友達の家に行って漫画や本を読ませて貰ったりしていたなと平成はじめだった小中学生の時代を思い出しました。

。。。。

思い出に浸ってしまいました。セイッ！現在に戻しましょう。
今は平成最後の夏。私の中で原点回帰か何かの縁か巡り巡ってホラー漫画ブームが来ています。

じゃん。今年発売されたホラー漫画とホラー本。

どれも最高に面白いので本屋で見かけたら買いましょう。

安心して読める➡️夜は読むな！の順に紹介していきます。
先ずは崇山祟（たかやまたたり）先生の恐怖の口が目女です。目が口ではありません。クチガメーと言うキャッチコピーがあるのでクチガメと叫んで口が目女覚えましょう。

恐怖の口が目女 (LEED Café comics)

連載ホラーコミック 「恐怖の口が目女」第1章 （全八章のうち第一章と第７章だけ期間限定公開！）｜崇山 祟 たかやまたたり tatari takayama｜note
ノートで第1話を無料で読めます。
可愛らしいくてクラシカルな絵。1コマ1コマ強烈なインパクトがあります。清心学園新聞部の部長美空すずめを主人公に同じく部員の吉永百合子が見つけたスクープ、口が目になっている女の正体を突き止める為奮闘するところからの～クライマックスまでエンジン全快、一冊みっちみちに物語が詰まった奇書。展開が予想できない方向に行きクライマックスの素敵な色使いの見開きのページに鳥肌が立ち気持ちがジーンとして圧倒されます。とにかく読まなきゃ良さはわからないから読んで貰いたいです。絵がファンシーでふふっと吹き出すシーンもあるので夜に読んでも大丈夫です。

お次は黄島点心（きじまてんしん）先生の黄色い円盤です。

黄色い円盤 (LEED　Cafe comics)

リイドカフェで無料で読めます。続きが気になったら是非本屋へGO。

連続怪奇シリーズ 黄色い悪夢 – LEED Cafe
とにかくストーリーが奇想天外過ぎてどうやって生み出したらこんな話になるのかと不思議に思う漫画です。
円盤と宇宙、でこぼこのでこぼこ、宝毛と人間、赤ちゃんとスイカ、腸と脳みそ。別の次元から繋がってくるストーリー構成は思わずうなってしまうほど。難しそう？と思いきやストーリーがとてもクリアで読みやすく面白いし可笑しく出てくる女の子が可愛すぎて私は大好きな漫画です。それにしてもこの発想一体どこからわき出ているか、何を食べたらこの頭脳🧠を持てるのやら。
こちらは夜に読んでもあー…大丈夫です。

お次はオガツカヅオ先生の魔法はつづくです。

魔法はつづく (LEED　Cafe comics)

これはよく読むとゾゥと怖いっと恐怖を感じるので夜に読むのはあまりおすすめしません。
全9話+特別書き下ろしの短編集でサクサク読めますがどう理解すれば良いのか？正解がなく頭を使いながら読んでいきました。未だにどう読めば良いのかな？と何度読んでも不思議だなぁと思うところはあります。
話が進んでいくにつれグニャリとどこかが歪んでいつの間にか急転しているストーリーはそう簡単に読ませてはくれないこの漫画の偉大さを感じます。
オガツカヅオ先生のことなかれとりんたとさじをおすすめされて読んだのですが、お化け怖いと言うよりも普段生きていて薄々と感じる存在、それが本当にあったら、身近にありそうでイメージが出来る怖さ。本当にぞっと震えて鳥肌ノンストップの怖さの漫画です。

お次は7月に買って未だに読み終わっていない松原タニシ先生（お笑い芸人としても活躍されています）の恐い間取りです。

事故物件怪談 恐い間取り

⚠️危険⚠️夜は読んでは駄目です。余裕ぶっこいて夜に読んだらシャンプーの時に目をつむれませんでした。
幽霊だったり何かの呪いだったり怖い話のオンパレードです。事故物件住みます芸人と言う肩書き？があるほど様々な事故物件に住んできた松原タニシ先生の実録ストーリーは読めないと言うことで怖すぎて読み進めることが難しい本でございます💦
自殺も他殺も孤独死もその部屋で亡くなってしまったら事故物件になる。色んな人生の終わり方を少し考えてしまう本です。

そして忘れていたわ。ラストに大事な一冊を！恐怖漫画短編集 孤独です。本屋では売っていないのでこちらのリンクから買いましょう。
https://strongzero.booth.pm/items/927288

これは私が中学生の頃よく読んでいたようなホラー漫画だなぁと読んで懐かしい～と思った短編集です。
10名のホラー漫画家の傑作が集まった王道のホラー漫画よ。夏休みに友達の家に行って貸し借りした厚いコミックをゴロゴロしながら読んでいたなぁと嬉しくなってしまいました。はじめに出てきた崇山祟先生の作品も収録されています。大人だからこそ読むと凄く良い孤独。おすすめです。

とまぁ読んでる読んでるホラー漫画。どれも物凄く面白いので気になったら本屋へ行ってみて、漫画に関しては電子書籍も良いけどもヒトコマヒトコマが強いので紙の本で読むととても良いです。
平成最後の夏は良いホラー本が沢山発売されています。ぞっとしたり、悶々としてみたり、日常から離れたいときにうってつけなホラー本楽しいもんです。