親不知抜歯ブログ 抜歯当日
朝ごはんをもそもそと食べ予定を入れないでおいた決戦当日(戦わないけど)、電車で向かうよ歯医者さんへ。
昼の時間帯はまだのんびりしている歯医者さん、待たされずすぐに治療台に通される。
左下の抜歯ですねぇー麻酔していきますと表面麻酔から。塗って直ぐに麻酔をしてもらったので針の刺さる痛みはある。ちくっ(イチー)ちくっ(イチー)を何度か繰り返し一旦休憩。のどに苦い液が流れ込んでニガーい、うがいをして落ち着く。アドレナリンのせいで動悸と手の震え、はいここで落ち着こうねと前頭葉をフルに動かして呼吸を整える。
もう一度麻酔を打ってもらい抜歯開始、歯から歯周りの組織を剥がすメリメリって音は凄かった。スパイ映画で拷問で鉗子でソッコー歯を抜くのヤバい、地獄じゃんねとメリメリ音を聞きながら思っていた。
「上の歯抜けましたよー」始まって組織をメリメリ、鉗子で左右に揺らすですぐ抜けた。歯ってこんな簡単に抜けるのかと驚く。
続いて下の歯も、ぐいぐい押されてすっと抜いてもらえた。良かった!これまた直ぐに抜いて貰えて先生に歓声をあげながらスタンデングオベーションしたかったが止血のためにガーゼを噛まされていたので無理だった。
口の中は血の味と麻酔の苦い味がしている。左顔はふわーんと麻酔のせいで感覚ははっきりとしない。ふがふがガーゼを噛みながらお会計、薬をもらい次の消毒の予約をとって帰る。抜けた歯はお持ち帰り。あらまぁ私の性格のように素直で真っ直ぐな歯だったからすぐ抜けたのかなと冗談半分に思った。
具合悪くなるかな?と思いきや酔っぱらって終電でふらふら帰る方がしんどいと言うレベルでちょっと買い物なんかして帰る。
家に帰って顔が麻酔のせいで変な感じの表情。口を大きく開けると真っ赤な穴が出来ていて見るのをやめた。こわいじゃん。きっとここにご飯粒とかつまるからやだなぁと思いながらおにぎりを食べてちょっと休もう。とりあえず無事に終わって良かった。
今日は夜レッスン、自分の練習はしないかな。どれくらい動けるかな~?